仲介ソリューション本部インタビュー【いい生活 本部インタビュー第3回】
こんにちは!いい生活エンジニア採用・広報担当の黒江です。
今回のインタビューはウェブ・ソリューション開発グループの3つの本部について、本部長/副本部長に語ってもらうシリーズの第3回です!
今回は仲介ソリューション本部 本部長の細川さん(アイキャッチ写真左)と副本部長の杉原さん(アイキャッチ写真右)に、
仲介ソリューション本部について聞いてみました!
住まい探しに関わるサービスをつくる
ーーー仲介ソリューション本部では具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか?
細川本部長(以下細川):
仲介ソリューション本部は、「仲介ソリューション」の名前の通り、不動産仲介業務に関係する機能、サービスを提供している本部です。
不動産仲介業務というのは、みなさんが家を探すときに目にしているものと比較的関わりが深いものだと思います。
例えば、SUUMOやHOME’Sのような不動産ポータルサイトから物件を探し、問い合わせをして、不動産会社とやりとりをして、内見をして、申し込みをする…といった部分に関わるサービスを開発していますね。
杉原副本部長(以下杉原):
提供しているサービスの範囲が幅広いです。
例えば広告情報のメンテナンスを行う「物件広告」、エンドユーザーとのやり取りを効率化する「営業支援」、いい生活独自の業者間プラットフォーム「いい生活Square」などのサービスを開発しています。
また、外部との連携が多いプロダクトを扱っているという特徴があります。
例えば「物件広告」では各不動産ポータルサイト( SUUMO や HOME'S など)に物件情報を連携していますし、「いい生活Square」の電子申込機能では保証会社との連携を行っています。
ーーーでは、細川さん/杉原さんご自身はどのようなお仕事をされているのでしょうか?
細川:
メンバーが働きやすい環境を提供することが一番大きな役割です。
現在は、プロダクトオーナー(以下PO)やプロダクトマネージャー(以下PdM)が各プロダクト開発の中心となって、いい生活のプロダクトは「どのようにしたらより良くなるか」「どのようにしたら売れるか」を考えています。
PdMとPOが各プロダクトを見ている中で、もし困っているところがあったら、その手助けをします。
杉原:
細川さんとほとんど同じ業務ですが、僕は「いい生活 賃貸/売買クラウド 営業支援」と「いい生活Square」というプロダクトに特に中心で関わっています。
POはそれぞれのプロダクトをどう開発していくかにフォーカスしていますが、僕はどちらかと言うとチーム体制の検討や必要なエンジニアの採用、メンバーの教育などに時間を使っています。
いわばチームを見守る保護者のような役割を担っていますね。
ーーー仲介ソリューション本部ではどのような方が働かれてますか?
細川:
仲介ソリューション本部は業務の範囲も広く、多くのプロダクトを取り扱っているので、メンバー数も3つの本部の中で最も多いです。
人数も多く、多種多様な価値観を持つメンバーが在籍しています。
例えば、テック志向で「特に技術を身につけていきたい」というメンバーもいれば、サービス志向で、「お客様にどのような価値を提供していくか」ということに特に興味を持っている人もいます。
また、スクラムマスター(以下SM)として、「チームをうまくまとめ、開発しやすい環境を作るにはどのようにしたらよいか」ということに注力しているメンバーもいます。
各サービスを開発していくにあたって、それぞれが必要な人材です。
多種多様なメンバーがいるというのは、仲介ソリューション本部の一つの魅力なのではないかと思います。
杉原:
多種多様なメンバー、少し個性的なメンバーからおとなしいメンバーまでいますね(笑)
ですが、メンバーの方向性としては、プロダクトをより良くして、お客様の満足度を上げる、お客様を増やす、売り上げを伸ばすというところを目指しています。
多様なメンバーが同じゴールに向かって試行錯誤を重ねていくことで、魅力的なプロダクトの開発に繋がっていると思います。
多くの選択肢の中で自分のやりたいことに挑戦できる
ーーーいい生活の仲介ソリューション本部だからできることや働く魅力は何でしょうか?
細川:
この本部で働くことになった場合、比較的技術や業務内容の選択肢が多いです。
仲介ソリューション本部は扱っているプロダクトが特に多く、使用している技術が多岐にわたります。
また、プロダクトによって関与している不動産業務が異なるため、興味のある不動産業務の開発に携わることができます。
どのような技術・業務に興味があるのかという観点で、より自分のやりたいことに近いものを選べるという魅力があると思います。
杉原:
また、仲介の不動産会社は管理会社に比べて数が多く、お客様によって業務スタイルもまちまちなので、ユーザーの幅も広いです。
ユーザーが多い分、たくさんの要望をいただくので、それらを解決するというやりがいもありますね。
ーーー選択肢が多いというのは、自分で「これがやりたい」といった希望を叶えることができるのでしょうか?
細川:
叶えることができます。
特に今は、「そのメンバー自身が持っている・興味のあるスキルセットは、どのプロダクトで使われているのか」という観点で担当プロダクトを選ぶパターンが多いです。
また、「どのプロダクトがそのメンバーが興味のある不動産業務に関与しているのか」という、業務内容で選ぶパターンもあります。
ーーーいい生活の仲介ソリューション本部の弱み、課題は何でしょうか?
杉原:
本部の中で、プロダクトによって複数のチームに分かれているのですが、それぞれのチーム間で閉じてしまっていて、本部としての一体感が今はやや薄いという点ですね。
本部内に人が多く、5~6チームほどありますが、「他のチームのいいところ取りをしよう」とはまだなっていなくて、各チームが独自路線を進んでいってしまっています。
細川:
人が多くてプロダクトも多いというのは確かにいいことではあるのですが、今は各々のやり方になってしまっています。
それぞれが持っているいいところを共有できていない、というのはその通りだなと思います。
ーーーこの弱みや課題を解決するためには何をすべきだとお考えでしょうか?
細川:
今まで実施したいとは思いながらもなかなかできていなかった、PO同士の意見交換会を実施するなどを考えています。
例えばSMに関しては、外部講師を招き、「円滑に開発を進めていくにはどのようにチームメンバーをコントロールするか」などSMに関する様々な講習を受け、SM同士で集まって話す場を設けています。
POに関してもこのように、今までの方法を見直す場を設けてもいいのではないかと考えています。
PO間で声がけをして、「実はうちのサービスでこういうことをやろうとしているけど、そっちのサービスでやった方がいいんじゃないかな?」といったような意見をPO間で交わせるといいのではないかと思います。
メンバー全員が意見を発信しあってプロダクトをよりいいものに!
ーーー仲介ソリューション本部が今後取り組みたいことや目指しているものは何でしょうか?
細川:
先ほどの話とも繋がりますが、PO同士でコミュニケーションを重ね、いい生活のプロダクトを一つの大きな流れとして考えていきたいです。
仲介業務というのは、不動産ポータルサイトや仲介会社などとの繋がりが特に強いので、プロダクト間の繋がりを意識することが企業に求められます。
ですが、現在はどうしても個々のPOが、自分の担当しているプロダクトばかりに注視してしまうこともあります。
そうではなくて、いい生活の持っているプロダクトを一つの流れとして捉えて、自分の担当以外でも解決していい課題を見つけられたらいいのではないかと考えます。
杉原:
POはもちろん、チームメンバー全員が自分のチームのことだけを考えるのではなく、他のチームのことも積極的に見ていけるようにしたいですね。
いいところは取り入れ、悪いところは指摘しあえるといった環境にしていきたいと考えています。
チームメンバー全員に対して、そのように行動してもらえるように働きかけていきたいですね。
細川:
また、一つですべての業務を賄える「いい物件One」という、いい生活のメインプロダクトのマイクロサービス化を現在進めてます。
例えば、「物件広告」といった物件広告の管理や作成など広告関連に特化したものや、「営業支援」といった賃貸・売買時の営業に関連した業務のサポートに特化したものです。
より細かく切り出していきたいコンテンツが多くあるので、こちらを進めるためには、先ほどから上がっているSMやPO、実際にプロダクトを作るエンジニアがより多く必要になります。
いい生活で一緒に働くメンバーをどのように見つけていくかというのが課題でもあり、今後より注力して取り組んでいきたいですね。
杉原:
また、現状としてマイクロサービス化を進めている最中で、開発すべきものが多いです。
そのため、「お客様の要望に応えるために、必須となる機能を早く開発しなければならない」といった観点に立っているエンジニアが多いです。
そのような観点もとても大事ですが、それだけではなく、「もっとこうした方が面白くなるんじゃないか」「こうした方がいい商品になるんじゃないか」という発信が、エンジニアからもより活発になると理想的ですね。
細川:
そのような発信から、いいアイデアをどんどん取り入れていきたいと思います!
ーーー最後に、未来の仲間へのメッセージをお願いします!
細川:
仲介ソリューション本部に限らず、会社全体として自分の考えや意見を大事にしています。
「こうした方がいいのではないか?」などといった意見に対して、それを年次問わずに許容する文化があります。
ですので、そういう意見を発信しようというモチベーションが高い人にとって、いい生活は働きやすいと思える環境なのではないでしょうか。
杉原:
先ほどと被る内容ですが、「やらないといけないからやる」ではなく、「こういうことがやりたいんだ!」や、「こういうことをやったら面白そうではないか?」といったように、自主的に意見を発信してくれる人と一緒に働きたいです!
ーー細川さん、杉原さん、ありがとうございました!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今回で本部インタビューは一旦終了です。次のインタビュー記事もお楽しみに!
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それでは今回はこちらで失礼します!
撮影:杉山 泰之