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“全員で学び成長する”新卒研修に懸けるいい生活の想い

皆さんこんにちは!広報室の米谷です。
いい生活は、キャリア採用・新卒採用どちらも力を注いでいることご存知でしょうか!特に新卒採用は、大学を訪問し企業説明会に参加するほか、就活生向けオンラインセミナーを企画するなど、学生にしっかり向き合いながら、取り組んでいます!

ビジネス職(営業やカスタマーサクセスなど)からエンジニア職まで毎年幅広く入社しており、2024年は23名の新卒メンバーが仲間に加わりました👏

4月から3か月間の研修を経て7月から本配属になった新卒メンバーは、各々の配属先で上司や先輩と一致団結して奮闘しています。

今回の記事は、配属までの新卒メンバーの土台をつくる、3か月間の研修プログラムについてどんな視点で組み立てられていたのか、その背景をご紹介します✨

いい生活が新卒研修に懸ける想いとは?
ぜひご覧ください!


キーワードは「全員で学び成長する」

いい生活が力を入れている新卒研修をひとことに集約すると「全員で学び成長する」になります。このキーワードは、「Learning over education」(教育ではなく学びを)という研修の軸が元になっています。

いい生活では、「人材育成」という言葉を使わずに、教育を「受ける」のではなく、自ら「学ぶ」ことに重きを置いています。すべての研修に貫かれた軸が、受講者・講師の枠も超えて「全員で学び成長する」ことにつながっています。

受講する新卒メンバーは自ら学ぶ姿勢を持ち、講師は教える場を通して自分の学びを深めること。この循環を築くことが、いい生活の研修文化として根付いているんです。

いい生活が掲げる「人的資本への投資」にもつながる考えですね。

準備は新卒メンバーを迎え入れる半年ほど前から始まります。当年度の新卒研修の振り返りを経て、次年度のプログラム見直しからスタートします。

研修プログラムの立案は人事部が担うことが一般的ですが、いい生活は、営業部門やカスタマーサクセス、エンジニア部門も含めて「全員で」プログラム構築をしていきます。「みんなで学び成長しよう!」という雰囲気が当然のようにあるので、協力し合って4月からはじまる3か月間の研修を構築し運営しています。

研修プログラムとは別に、新卒メンバー一人ひとりをフォローするメンターがいるのもいい生活ならではです。事前にメンター研修を受けた従業員が付くので、メンター手法の属人化が無く、メンター同士のつながりもあるので、新卒メンバーの不安や悩みを「全員で」解決できます。

VUCA時代の不動産市場

いい生活は「心地いいくらしが循環する、社会のしくみをつくる」ビジョンを掲げ、不動産市場のDXを推進するプロダクトやサービスで社会課題を解決しています。

今の時代は、VUCAの言葉の通り、変化が激しく複雑性が増し、将来予測が困難な時代と言われています。まさしく、いい生活が向き合う不動産市場においても同じ状況です。

ビジョンに少しでも近づき不動産市場の課題をひとつでも解決するためには、知恵と知識を持ち寄り課題に向き合うことが求められます。新卒研修においても、ひとつの部署だけではなく、多くの部署が関わることで、学んで成長する機会と環境が整い、VUCA時代の不動産市場に向き合える人材が育まれるのではないか。そんな想いを持って取り組んでいます。

3つのスキルを獲得

いい生活では、「自発的価値創造性の追求」を目的に、以下3つのスキル獲得を促しています。

  • ① テクニカルスキル

    • IT 知識、不動産市場・業務知識、財務・会計・法務知識、サービス開発等各業務における専門知識及びスキル等

  • ② ヒューマンスキル 

    • コミュニケーション、対人関係

  • ③ コンセプチュアルスキル

    • ロジカルシンキング、問題解決、戦略立案等

役職に応じて求められる能力を3分類したカッツモデルを元にしながらも、役職を問わずビジネスの3スキルの獲得をいい生活は目指しています。新卒研修においても、3スキルの基礎を獲得できるように、部署横断で研修を組み立てています。

Off-JTやOJTのほか社会見学も実施

テクニカル・ヒューマン・コンセプチュアルの3スキルの基礎を獲得するため、Off-JTとOJTを組み合わせて3段階で研修を設計しています。

  • ①養う)4月中旬ごろまで

    • 目的:基本を養う

      • ビジネス基礎やロジカルシンキングなど、社会人の基礎的な研修を行います

  • ②培う)4月下旬ごろから5月中旬ごろまで

    • 目的:Customer(市場)とCompany(自社)を知り、考える力を培う

      • 業界知識や不動産業務知識を学び「課題」を認識する

      • いい生活の歴史や商品知識を学び「解決策や価値」を認識する

      • ロープレ研修などから「課題」と「解決策」を結びつけて考える訓練をする

  • ③実践する)5月下旬ごろから6月いっぱい

    • 目的:学びを実践する

      • OJTによる実践で学んできたことを業務の中で体験します

さらに、Off-JTやOJTの一環として東京証券取引所の見学会も織り交ぜた研修も実施しました。いい生活は東証スタンダード市場に上場しており、経済・金融・投資についての理解を深め、不動産市場を変革する立場として「市場」の在り方を知るのが目的です。私も見学に同行したのですが、「日本の株式会社は約300万社ある中で、上場企業は約3,600社である」と説明されたところでは、新卒メンバーの顔が引き締まった感じがしました。

上場とはどんな意味があるのかを改めて考え、いい生活の立ち位置をより深く理解するきっかけになったのではないかと思います🏢

日本の経済を支えるひとりになったことを「自分事」として認識する機会でもあり、当社が不動産市場でリアルタイムな取引を支える根幹となるサービスを提供していると再認識できました。

さいごに

いい生活は社内の全部署が一丸となって新人研修を行っています。仲間になってくれた新卒メンバーがいち早く活躍し、働く楽しさを知ってもらいたいと考えています✨👜

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いい生活では、新卒・中途ともに積極採用中! 採用サイトもぜひご覧ください。