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【PO/ PdMインタビュー】賃貸管理ユーザーの満足度と不動産の価値向上を追求する_いい生活賃貸管理クラウド

皆さんこんにちは!広報室の米谷です。
冬の寒さが身に沁みる季節になりましたが、皆さん元気にお過ごしでしょうか?

今回は不動産管理会社やオーナー向けのクラウド型賃貸管理サービスである「いい生活賃貸管理クラウド」の責任者であり、プロダクトを知り尽くしているPO/PdMのお二人にご登場いただきました!

現在の「いい生活賃貸管理クラウド」が生まれた経緯、目指している未来の世界観について詳しくお話しいただきます✨
石坂さん、菊池さん、よろしくお願いします!

石坂 協子さん(右) 営業戦略本部 チームリーダー 「いい生活賃貸管理クラウド」のPdMを担当。2020年7月に中途入社。趣味はジムやランニング、ゴルフなど体を動かすこと。最近はボクシングジムにも通いつつ、美味しいワインを探す日々です。菊池 武治さん(左) 管理ソリューション本部 「いい生活賃貸管理クラウド」のPOを担当。2018年11月に中途入社。旅行記念の御朱印集めが趣味で集めた御朱印帖は4冊目を更新中。

市場の変化や顧客ニーズを迅速に拾い上げるシステムアップデート

ーーー今日はよろしくお願いいたします!「いい生活賃貸管理クラウド」はどんなプロダクトでどんな人が関わっているのか、そしてプロダクトの未来をどう描いているのかお聞きできるのを楽しみにしていました!まず、プロダクトの概要や特徴、強みを教えてもらえますか?

菊池:
「いい生活賃貸管理クラウド」は、物件管理や賃貸契約、入出金管理などの賃貸管理業務を一元管理できるプロダクトです。そのなかでも、マルチテナント型のデータベースを持っていることが特徴ですね。募集から管理までデータベースが一体になっているので、システム連携が圧倒的にやりやすいんです。

石坂:
そうですね。データ連携はひとつの強みですよね。

菊池:
業務ごとにシステムを使い分けている不動産会社さんはいらっしゃいます。でも、バラバラに管理していることがほとんどで、ひとつのシステムで入力したものを、もうひとつのシステムに同じ内容を入力しなきゃいけないとか、結局負担になっているんです。「いい生活賃貸管理クラウド」は、データが集約されているので、余計な負担や費用がかからないというのが強みです。あと、SaaSなので法改正や制度改正があった時に、システムを無償でアップデートしていることも特徴ですね。

石坂:
不動産業界は法改正が度々あるので、不動産会社は情報に追いつき変化していく負担が大きいんです。法改正などの市場全体の変化はもちろんですが、顧客の声も合わせてシステムをアップデートしていくことは大切だと思っていて、スピード感をもって対応してるのは強みだと思っています。

ーーーシステムアップデートそのものが、不動産会社の負担軽減になっているんですね。アップデートに関してなにか方向性や指針などはありますか?

石坂:
どの顧客でも共通する課題を解決していけるのが「いい生活賃貸管理クラウド」ならではだと思っています。なので、ある顧客から届いた声は、他の顧客にとっても使い勝手がよくなるのか、という視点は忘れないようにしています。

菊池:
そうですね。 顧客からいただく声から、本当に実現したいことはなんだろうと考えることは多いですね。顧客の業務ストーリーのなかで、どんな課題があり、どう解決したいのか。顧客を想像して解決ストーリーをつくっていくことが、プロダクト開発だと常日頃から思っています。

キャリアを生かして新しい価値を生み出す

ーーーありがとうございます。ひとつのデータベースで不動産管理業務を一気通貫で連携できる「いい生活賃貸管理クラウド」の特徴がよくわかりました。そんなプロダクトを支える石坂さんは、PdMになられてどれぐらい経ちますか?

石坂:
2023年11月からなので1年ぐらいですね。その前はカスタマーサクセス部門で「いい生活賃貸管理クラウド」のマニュアル作成や運用を考えていたので、プロダクトに関わる機会が多かったんです。ちょうど新しいことをやりたいと思っていた時期に、上長に話をしたところ「賃貸管理クラウドのPdMになってみないか」と打診され、引き受けたのがスタートです。

ーーーありがとうございます。菊池さんはPO歴が長いんですよね。

菊池:
そうですね。2019年4月からPOをしているので、かれこれ5年以上になります。元々は開発一筋なキャリアだったのですが、POになってからは、プロダクトのよいところをどう伸ばして顧客に届けるか俯瞰して考える機会が多くなっています。視野の広さが求められるのがPOだなと感じているので、開発一筋のときよりもやりがいがあって楽しいですね。

システムをなるべく使わず楽に業務ができるシステムの開発

ーーーありがとうございます。先ほど顧客からの声のお話しがありましたが、「いい生活賃貸管理クラウド」を活用する顧客から、うれしい反応を受け取ることもありますか?

石坂:
「情報共有がしやすくなりました!」という声をよく聞きますね。部署を横断した情報共有もそうだし、同じ部署の中でも属人的になっていた業務が、システムにデータが一元管理されることで、パッといまの状態が分かるので仕事がしやすくなったという、うれしい反応です。

ーーー生産性が向上したうれしい事例ですね。

菊池:
そうですよね。プロダクト開発の視点からいつも考えているのは、システムを使うにあたって顧客には楽をしてほしいと思っています。不動産業務の本質はシステムを使うことではなく、その先のユーザーの満足度とか建物の価値向上とかそこにあると思っています。システムをなるべく使わないで楽に業務ができるようになれば いいと思って、システム開発を進めています。

ーーーなるほど。顧客のその先を見ているのですね。

菊池:
「いい生活賃貸管理クラウド」は、不動産管理業務の根幹にあたる「契約」と「お金」にまつわるSaaSですので、正しく契約のやり取りができて、正しくお金を集計できることがまず先決です。そのうえで、業務を楽にできるポイントをちゃんと捉えているかというのが求められていると思っています。

経営の意思決定までシステムがサポート

ーーー大切にしているポイントが分かりますね。不動産管理業務をしっかりサポートしているSaaSということですね。

菊池:
はい。「いい生活賃貸管理クラウド」は、様々な情報が集約された不動産管理業務の基幹システムなので、集約されたデータをいかに利活用できるかがポイントなんです。例えば、当社には「会計コンバート」サービスがあるので、決算報告の元になる会計データを自動で会計システムに連携できたりします。
あと、入金や支払いなどのお金の流れを可視化する「経営分析プラットフォーム」もあるので、データに基づいた経営の意思決定をサポートしたりしています。

ーーー経営の意思決定ツールにもなるんですね。2024年現在で、プロダクト企画や開発で特に力を入れてることは何かありますか?

石坂:
建物管理システムというのを新しく企画開発していまして、2025年夏のリリースを目標に開発を進めています。建物は点検や清掃、修繕など多くの業務があって管理や維持がされていますよね。不動産価値にも関わってくる大事な業務なんですが、人手が足りないことや報告書も紙でやり取りしているなど、まだまだアナログなんです。建物管理システムでデジタル化を進めることで課題を解決したいと思っています。

菊池:
そうですよね。不動産業界全体の課題を解決したいという思いは私も同じです。おかげさまで「いい生活賃貸管理クラウド」を利用いただく管理会社さんが増えていまして、しかも管理戸数が10万戸を超える管理会社さんも利用いただくなど、システムパフォーマンスを評価いただいているのではと思います。基幹システムとしてさらに利便性を高めていきたいですよね。

プレイヤーが心地よく管理できるシンプルなプロダクトへ

ーーーありがとうございます。最後に「いい生活賃貸管理クラウド」の未来を教えてください!

石坂:
菊池さんが言われていたことに近いんですが、顧客が業務をするうえで楽になってほしいなという気持ちがすごくあります。業務負荷を減らして、みんなが幸せになれるようなプロダクトにアップデートし続けていきたいなと思います。ポイントはいかにシステムをシンプルにできるか、だとわたしは考えています。

菊池:
業務効率や生産性を上げるのはもちろんですが、正確性あってのことだと思っています。不動産賃貸管理に関わるすべてのプレイヤーの満足を引き出していけるように、正確性を保ちながら、プレイヤーが心地よく不動産管理できる世界をつくっていきたいと思っています。

石坂:
確かにそうですね。バーティカルSaaSを提供しているいい生活は、不動産業界に対する深い理解と情報が集まっています。不動産管理会社の業務や気持ちが分かるからこそ、プロダクトの進化と深化の両方ができるのかなと思います。

ーーー石坂さん、菊池さん、今回はありがとうございました!


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