“責任感の強さ”がキャリアの基盤 新卒6年目チームリーダーの挑戦
みなさんこんにちは!採用チームの武藤です。
企業の成長と営業メンバーの自己実現を支える営業戦略本部。その中心で活躍する保坂さんにインタビューを行いました。保坂さんのキャリア変遷と、同部署の役割や仕事のやりがいについてお話を聞きました。
入社してから経験した変化と成長
ーー保坂さんは今入社6年目ですよね。入社から今までを振り返ってみていかがですか?
保坂:
振り返ってみて…そうですね、激動ですね(笑)
それほど多くの変化を経験したと思います。会社の制度や組織の変化だけでなく、私自身の考え方やキャリアの方向性も大きく変わりました。
入社してから5年間はずっと営業をしていて、1年目・2年目は「顧客のために何ができるか」ということをひたすら考えていました。それが実を結び、3年目からは大手顧客を担当するようになり、成長の実感を得た時期でもありました。
ーー入社4年目でチームリーダーという役割を担うようになったんですね。どのような意識の変化がありましたか?
保坂:
チームリーダーになったことで、「チームのメンバーの成功」と「顧客の成功」のどちらも求められました。その両方をこなすことがうまくいかず、特にチームのメンバーを成功させることができなかったな、と。
チームリーダーになって2年目も同じような悩みを抱え、悶々と過ごしていました。ちょうどその頃、お世話になった先輩が退職したこともあり、「自分が本当にやりたいことは何だろう」とキャリアについても深く考える機会が増えました。
ーーその結果、どのような結論に至ったのですか?
保坂:
「自分がここに居続ける意味はなんだろう」と考えたときに、いい生活で働く人たちや、会社自体が好きなのだということを改めて実感しました。自分のやりたいことについてじっくりと思いを巡らせ、「これだ」と思ったことを社長や上司に直接相談しました。
すると、「ぜひやってほしい、やってごらん」と背中を押すような言葉をかけてもらえました。結果的に、やりたいことができる部署に異動して、今に至ります。
人をサポートしたい気持ちが行動の軸
ーー最初にご自身の「個」があって、次にチーム、そしてさらに大きく組織全体に目を向けるようになった過程でさまざまな達成感を味わい、組織全体をより良くしたいという思いが生まれたのですね。保坂さんの「個」について詳しくお聞きしてもいいですか?どんな学生でしたか?
保坂:
学生時代から「みんなのために」という思いが強く、一言で言うと責任感が人一倍強い人だったかなと思います。中学・高校と部活動で部長を務め、大学ではアメリカンフットボール部でスタッフをまとめるキャプテンを務めました。
ーー大学での専攻は教育系ということで、人に対しての興味が根本にありそうですね。
保坂:
そうですね。教育学部ではあったんですが、そもそも教員を志望していたわけではなくて。人に何かを教えることに対してというよりは、人間の心理そのものに興味があり、心理学を学びたいということで大学を選びました。
ーー就職活動の軸は何がありましたか?
保坂:
心理学を学んだ経験を活かすのであれば、スクールカウンセラーではなく、働く人をサポートしたいなという思いはありました。ただ、絶対カウンセラーになりたい、というわけでもなかったんですよね。そういうキャリアもあるな、ぐらいで考えていました。
部活生向けの採用イベントに出たりしていろんな会社を見てはいたんですが、最初はネームバリューを気にしていて。親を安心させたいという気持ちと、群馬から上京してきたので、「こんなところに就職するんだよ」と友人たちにも自慢したいみたいな、ミーハーな心で(笑)
ーー最終的にはいい生活に入社されたわけですが、どのようなきっかけがあったんでしょうか?
保坂:
いい生活のことは、採用イベントで知りました。初めは業界に対する興味は薄かったんですが、イベントで出会った社員の方々がたくさんコミュニケーションを取ってくださったんです。「ネームバリューがある会社に行きたいんです」と話した際も、「もともと大手で働いていて転職してきた社員もいるよ」と教えてもらい、それならばとオフィス訪問をさせてもらいました。
ーー実際にオフィスを訪れてみて、どのような印象を受けましたか?
保坂:
ミーティングをしている人もいれば、作業するエンジニアや電話対応するCSの方もいて、さまざまな部署の人がひとつのフロアで働いているのを見て、「ここで働きたい」と直感的に感じました。働く自分の姿が自然とイメージできたんですよね。それが入社の決め手というわけではないですが、入社後のギャップがなさそうだなと感じたことは大きかったなと思います。
「楽しく売り上げを上げる仕組み」を考える
ーー入社してからは、冒頭にあったように営業を経て、現在の配属先に異動になったということですが、営業戦略本部はどんなことをやる部署なんでしょうか?
保坂:
営業戦略本部は「楽しく売り上げを上げるための仕組み作り」を担う部署です。一生懸命働いても、自己成長や自己実現が得られないと辛いだけですよね。私自身もそんなふうに感じていた時期もあったので、後輩たちにはそうなってほしくないという気持ちもあり、だからこそ「楽しく」というところを大事にしています。
ーー「楽しく売り上げを上げる仕組み」とはどのようなことを意味するのでしょうか?
保坂:
単に数字を追うのではなく、メンバーが創造的に仕事に取り組むことで成功体験を積み、それを楽しいと感じられるような環境を整えることです。
効率的に業務を進める仕組みを整え、余計な負担を減らすことで、メンバーが頭を使って考える時間を増やし、仕事への意欲を高めることを目指しています。成功体験を通じて得られる達成感がさらなる成長の原動力になり、「楽しく」と「売り上げを向上させる」を両立させることにつなげられるのだと思います。
ーーなるほど。一見二律背反すると思われる「楽しい」と「売り上げを向上させる」は、実はそうではないっていうことですね。具体的な業務としてはどういったことを担当されていますか?
保坂:
直近では、新卒社員向けの研修の企画・運営を担当しており、社会人1年目として、また営業1年目としてのゴールをどう設定するかという目標設計も行っています。営業としての成長ステップを定め、それに基づくスキルマップの作成にも力を入れています。これにより、社員一人ひとりが成長を実感できるような仕組みを構築しています。
仕組み作りの難しさと達成感
ーー営業戦略本部での仕事のやりがいについてお聞かせください。
保坂:
働き方の部分で言うと、自分の裁量で様々なことを決められる点ですね。自分で考えて行動しないと仕事が進まないので、ある種の義務感もありますが、それが楽しい部分でもあります。自分の頭を使って仕組みを作り上げていく過程が特に面白いと感じます。
ーー仕組みを作るのは簡単ではないですよね。
保坂:
そうですね。チームのメンバーだけでなく他部署の人にも意見を聞きながら、パズルを組み立てるように、横に並べたものを縦に並べ替えてみたりと試行錯誤の連続です。めちゃくちゃ大変なんですけど、大変な分達成感が大きいです。
ーーその達成感がモチベーションになっているんですね。
保坂:
ですね。営業時代から変わらず、人に感謝されることが自分のモチベーションの根底にあります。それが以前は顧客でしたが、今は社内のメンバーからポジティブな反応をもらえると、自分の仕事が役に立っていると実感できて嬉しいです。それがまた次のやる気につながりますね。
ーー仕事はチームで進めることが多いんでしょうか。
保坂:
そうですね。一人でやることはほとんどありません。新しい取り組みのリーダーにはなりますが、同じ部署のメンバーに意見を聞きながら進めています。「これどう思います?」とか「こうした方がいいんじゃない?」と相談し合いながら、一緒に作り上げていきます。最終的に上長のゴーサインが出たら他部署に展開します。
人のために頑張れる人を仲間に迎えたい
ーーチームとして協力し合って進めるという雰囲気があるんですね。営業戦略の仕事にはどんな人が向いていると思いますか?
保坂:
一番向いているのは、人の役に立ちたいとか、組織や会社のために貢献したいという思いが強い人ですね。内的なモチベーションで動く人、つまり報酬以上にその仕事自体に価値を見出せる人が向いていると思います。
マネージャーをしていた時も、こうした考えが強かったからこそ頑張れたのかなと今になって思います。人を支援することでみんなが助かることにやりがいを感じる人が向いていると思います。
ーー今後どんなキャリアを描いていきたいと考えていますか?
保坂:
私自身、まだキャリアの途上にあり、これから先にやりたいことがたくさんあります。現時点では、新しいキャリアでやりたいと思っていることに全力で取り組みたいと考えています。部署としては「楽しく売り上げを上げる」ことを目指していますが、私個人としては、会社のメンバー全員が健康的に働き、自己実現を達成できるような環境を作りたいと思っています。
終わりに
お話を聞く中で、社員一人ひとりが成長するための基盤がしっかりあるのだと改めて感じることができました。保坂さんの思いが成長の一部になっているのは心強いですね。営業戦略部門の説明も非常にわかりやすかったです。ありがとうございました!
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