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熱意を武器に最前線で挑戦し続けるプロダクトオーナー【シニアエンジニアインタビュー】

こんにちは!エンジニア採用担当の石綿です。
今回は2016年に中途入社した、上屋 誠さんにインタビューしました!
某酒小売店の店長から社内SEとして約10年程勤務をした後、エンジニアとしていい生活へ入社。
エンジニアとして未経験ながら、持ち前の熱意とセンスでどんどん知識を吸収し、現在はプロダクトオーナーとしてチーム・プロダクトを支えている上屋さんにこれまでの歩みといい生活の魅力について伺いました。

上屋 誠さん
2016年、いい生活に中途入社。
現在は仲介ソリューション本部にて、営業支援のプロダクトオーナーを担当。
趣味はギターやドライブすること。
休日は愛犬を連れてドライブがてら、少し離れた場所へのお出かけを楽しんでいるようです。
ギターのジャンルはJazz,Blues,Rockなど、社内で演奏することもあるそうです🎸

▼関連ページ:CTO対談シリーズ第2弾の記事にも登場しています📢✨
【いい生活 賃貸/売買クラウド 営業支援】
1.https://note.e-seikatsu.info/n/na37da770d8eb
2.https://note.e-seikatsu.info/n/n85292734376c
3.https://note.e-seikatsu.info/n/nf573cb57ab06



異色の経歴!酒屋の店長からエンジニアの道へ

──本日はよろしくお願いします!まずは、いい生活に入社するまでのキャリアについて教えてください。

上屋:
高校卒業後、すぐに東京に出て、音楽系の専門学校に2年間通いました。音楽関係で何か仕事に就きたいと思い、アルバイトとギターの練習に励んでいました。
ですが、音楽だけで食べていくのも正直難しいな...と思い始め、当時アルバイトをしていた前職である、日本国内で多店舗チェーン展開している某酒屋で正社員として働くことになりました。

当初は店舗の店長として販売・物流・営業の業務に従事していましたが、会社の業務効率に課題を感じ色々と提案をしていたところ、情報システム部へ異動になりました。
特別な知識も無く、最初は PC や店舗の POS レジ、プリンターなどのハードウェア管理と社内からの問合せ対応が主な役割でした。
その後、管理対象のハードウェアはサーバー機器にまで広がり、関連して自社利用のアプリケーション管理なども担当するようになりました。その中でアプリケーションの開発に没頭してしまい、「もっと本格的なアプリケーションを作ってみたい」という気持ちが強くなり、ソフトウェア開発を専門的に行っている会社へ転職を考えるようになりました。

──酒屋の店長からエンジニア部門に異動になったとのことですが、未経験でのジョブチェンジは大変ではなかったですか?

上屋:
基礎的な業務は先輩社員の指導の下、問題なくこなすことができました。
でも、最初はわからないことだらけでしたので、まずは全般的な知識を得るため、基本情報技術者などの資格試験の勉強を通して基礎学習を進めていきました。

その後、アプリケーション開発を担当させていただくことになりました。
開発の難しさに直面しながらも、わからないことは調べるなど、実際に営業担当者の方々とコミュニケーションを取りながら、改善を重ねつつ知識を深めていきました。

また、当時の私は血気盛んであったこともあり、会社に対して業務効率化を図るべき点が多々あると感じ、改善に向けて提案等を行っていました。提案した以上は、システムの改善・解決を必ず成し遂げたいという強い気持ちで、必死に取り組んでいました。

──あきらめず、ひたむきに向き合ったのは上屋さんの今の業務への姿勢にも通ずるところがあるように感じます。いい生活へどのようなきっかけで入社されたのですか?

上屋:
前職では VB.NET を用いた開発を行っており、Windows 周りの運用経験はそれなりにあったので、Windows+.NET Framework を採用している会社の中で転職先を探していました。

いい生活を知ったのはスカウトメールがきっかけです。
転職経験も無く、さらに社内向けの開発経験しか無い中での転職活動でしたが、いい生活ではプログラミング/コーディング以外の部分でも評価してもらえたため、実力不足ではありましたが入社できました。

入社後は周りのメンバーが皆開発者で、自社のプロダクトに誇りを持って業務を行っており、前職には無かった「技術に向き合うことのできる環境」が整っていると感じました。

圧倒的なリリーススピードを支え続けた、行動力と熱量の高さ

──入社されてからどのような業務をされているのでしょうか?

上屋:
2016年の入社から数年は、既存システムの Windows デスクトップアプリのパフォーマンス改善、保守運用を担当しました。また、品質確保のための E2E テスト導入にも注力していました。業務に慣れてからは、開発案件単位のプロジェクトマネージャーを担当することが多くなり、プログラミングだけでなく、魅力的な製品作りに関心を持つようになりました。

2019年には新規プロダクトの立ち上げを任せていただき、賃貸住宅の入居申込手続きを効率化する Web アプリの開発に未経験ながら着手しました。当時、いい生活社内には一般消費者向けのプロダクトがそこまで多くはなく、色々と試行錯誤しながら仕様検討をしていたことを覚えています。

その後、いい生活のプロダクトを横断的に利用するアカウントサービスの立ち上げに携わり、現在は不動産会社から問合せのあったエンドユーザーへの営業活動を支援するプロダクトのプロダクトオーナーを担当しています。

(※)営業支援
元々、Windows デスクトップアプリにも営業活動支援の機能はあったのですが、 Web アプリ化することで場所を選ばず利用できるようになりました。
昨今の多様なコミュニケーションチャネルにも対応するため、メールやチャット、 LINE などのやり取りを1つのタイムラインに見やすくまとめるなど、時代の変化に合わせて進化しています。
また、誰がやっても大して成果が変わらないことは自動化して、最も価値が高い活動に注力できるようにすることを製品のポリシーとしており、お客様からもそういった部分を評価していただくことが多いです。

──入社されてから、プロジェクトマネージャー・プロダクトオーナーとして数々の新規プロダクトの立ち上げの経験をされてきたとのことですが、なぜこれほど多くのことを任せてもらえているのでしょうか。

上屋:
そうですね、ここまで新規プロダクトを任せていただいたことは大変ありがたいですが、うまく成功できたかどうかは正直なところ分かりません。

新しいものをゼロから生み出すことは大変ですが、任せていただいたからには全力を尽くし、がむしゃらに、やるべきことは全てやろうという気持ちを持っていました。

私自身、よくわからないものを解き明かすことに強い興味があり、周りの方を巻き込んで仕事を進めることが好きなので、「巻き込み力」はプロジェクトを進めていく上で必要な力だと考えています。
そういった意味では、誰よりも情熱を持ち、がむしゃらに取り組む姿勢を評価され、任せていただいているのではないかと思います。

──高いパッションが評価されたのですね。現在はプロダクトオーナーを務めていますが、メインミッションはなんですか?

上屋:
プロダクト責任者として、どうすればお客様に選んでいただけるかということを強く意識しています。
「魅力的な機能を追加していくこと」が分かりやすいアピールポイントになりますが、それだけではなくプロダクトとしての分かりやすさ、シンプルさなどを高く評価してくださるお客様もいらっしゃいます。しっかりとポリシーを維持して、共感を得ることが大事だなと実感しています。

前職でも、自分が経験したことのないセクションのメンバーにヒアリングをして、アプリケーションの開発企画に反映していましたが、その頃の経験は今でも活きていると感じます。
不動産業務・マーケットは幅広く、今も理解が足りない部分が多々ありますが、課題の本質は何なのかを自分なりに考え、試行錯誤を重ね、少しでも前進させるために尽力することが、現在の私のメインミッションです。

──店舗の店長・社内SEなど色々な考えの人とふれあってきた経験も、今の仕事に活かされている感じがしますね!今後、いい生活でどんなことにチャレンジしたいですか?

上屋:
2024年から始まる新規プロダクトの開発を進めるにあたって、新たなプロダクトチームを立ち上げ、メンバーが主体的に開発を推進できるよう支援し、それぞれの目標達成のための環境を整えることです。
また、メンバー同士アイデアを出し合い、楽しみながら開発を進めていきたいですね。

個人的な目標としては、プロダクトを長期的に維持管理するための関連技術の選定ができるようになることです。そのためにはこれまで以上に基礎的な技術と向き合い、理解を深めたいと考えています。

やりたいと手を挙げたら、任せてもらえる活躍の機会がある

──様々な経験を積んでこられた上屋さんからみた、いい生活はどんな会社だと思いますか?

上屋:
ポジションによって見え方が異なると思いますが、一言でいうと好き勝手やらせてもらえる、自由度の高い会社だと思います。
技術に精通したメンバーもいますし、ビジネスの根幹に関心を持ち、事業企画やマーケティングの分野で活躍するメンバーもいます。さらに、相談しやすい雰囲気があり、新しいアイデアや取り組みをサポートする体制が整っているため、個々の希望や考えを基づいてやりたいことを実現できる環境が整っているのではないかと思います。

──なるほど。エンジニア同士の社内交流はありますか?

上屋:
はい、あります。
これまで様々な勉強会の実施や、過去には私自身が主催した開発合宿などを開催した経験があります。
ちょうど、今年の10月からは開発グループ内で技術交流会という取り組みが始まりました。

(※)技術交流会とは
いい生活ではプロダクト単位で開発チームが分かれており、それぞれの特性と得意分野が異なるという特徴があります。
各プロダクトチームの技術要素やノウハウを共有することで、メンバー間の技術交流を活性化させ、全体のスキル向上とチーム間の交流を図るために開催しています。

いい生活に向いている人とは

──エンジニアはどんなタイプの人がいますか?また、いい生活にはどんな人が向いていると思いますか?

上屋:
個性豊かなエンジニアが在籍しています。一見おとなしいメンバーが多いですが、技術的な熱量やレベルも高く、競技プログラミングやパフォーマンスチューニングコンテストなどへの参加も盛んです。また、SaaS企業であるため、社内他セクションからのエンジニアの理解度も高く、開発者以外のメンバーとも円滑にコミュニケーションを取ることができる環境だと思います。

私は幅広く技術に触れているので、周りのメンバーはより深い知識を持っていると感じることもあります。
ですが、たとえ技術力に自信が無かったとしても、ユーザーの要求から要件を導き出すことが得意だったり、より効率的な実現方法を考えたり、技術への関心が高かったり…「とにかくチャレンジしてみる人」「行動に移すことができる人」は評価される会社です。

──最後にいい生活に興味を持ってくれている方へ、メッセージをお願いします!

上屋:
現在の会社で今後も続けていこうか悩んでいる、転職しても自分は本当に活躍できるんだろうか?等々、転職活動をしていると不安に思うことが多いと思います。
私も転職するまでは何に適正があるのか正直分かりませんでした。ですが、いい生活では積極的なチャレンジを推奨する文化がありますので、今までの殻を破って様々な経験を積みたいと考えている方にはもってこいの会社だと思います。

少しでも気になった方は、ぜひカジュアル面談等でお話しましょう!


ありがとうございました!
いかがだったでしょうか。未経験ながらエンジニアへのジョブチェンジに踏み切ったり、現在も学び続けていたりと向上心の強さを感じるインタビューでした。
いい生活では手を挙げれば自由にやらせてくれる環境があるので、意欲的に頑張りたいという方がいましたら、是非一緒に働きましょう!

もし興味を持っていただけたら、下記リンクより気軽にご応募ください!

撮影:杉山 泰之


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